ピークをこえて

ピークをこえて

お店の忙しさが落ち着きはじめました。

花見のシーズンは忙しさがピークになり、

本当にてんやわんやでした。

 

桜が咲くというのは不思議なもので

それを聞いただけでも春が来た、新しい季節が来たことを感じられます。

 

ちなみに僕は忙しすぎてお花見などまったく行けませんでした。

それでもそう感じるのはどこか浮かれているような雰囲気が

どのお客様にもあるからかもしれません。

 

お店に入ってきたときのお客様の表情というのは、

営業中にいつも気にしていることです。

 

ニコニコしながら入ってくる方がいれば、

はじめからしかめ面の方だっていらっしゃいます。

もちろん無表情の方も。

ホールで入口に立っているとそれがよく見えます。

 

ニコニコしながら入店してもらえるときは特に、

きっと今日食べに来ることを楽しみにしているんだろうなと

勝手に想像して勝手に気合いが入ります。

何を食べていただこうか。

いま飲みたいのは何だろう。

期待に応えようという気概がなくては良いサービスも出てきません。

 

今年の新入社員はみんな調理場志望で入ってきましたが、

まずはホールでそういうことを学んでいってほしいなあと思います。

せっかくお客様のたくさんいらっしゃるいい時期なので。

 

言われたものをただ作るだけの雇われ料理人よりも、

自分でお客様に食べていただきたい料理をおすすめできるような

サービス精神をもった人になってもらいたいです。

 

そんな人をたくさん生み出すことができたら最高なんです。

もちろん独立してからもそうしたい。

人生の目標とまでいったら大げさですが、

まず第一歩として目の前にいるスタッフに飲食業で働く魅力を伝えていきたいです。

 

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