【前編】藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました!!
ドラえもんをはじめ、「21エモン」や「キテレツ大百科」、「エスパー魔美」等々、今だ根強い人気を誇る名作を残した藤子・F・不二雄氏。この度、そんな彼の世界観と作品に触れられる神奈川県は川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」に足を運んでみました。
藤子・F・不二雄とは?
1951年(昭和26年)に、17歳にして漫画家デビューを果たす。その後、同年同歳でデビューしていた安孫子(現在の藤子不二雄Ⓐ)を誘い上京、「藤子不二雄」のペンネームでプロ漫画家としての活動を始める。コンビを解消した後、藤子・F・不二雄と改名し、数々の代表作を発表。読み切り等を含め、400以上の作品に携わる。
1996年に肝不全により死去。
藤子・F・不二雄(ふじこ・エフ・ふじお、本名:藤本 弘(ふじもと ひろし)、1933年〈昭和8年〉12月1日 – 1996年〈平成8年〉9月23日は、日本の漫画家、脚本家。
隣接の氷見市出身の安孫子素雄(藤子不二雄Ⓐ)と共に“藤子不二雄”としてコンビを組み、数多くの作品を発表。児童漫画の新時代を築き、第一人者となる。代表作は『ドラえもん』『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『21エモン』など。氏名の間にある「F」は本名「藤本(フジモト)」の頭文字である。
ミュージアムについて
チケットの購入方法
チケットは、藤子・F・不二雄ミュージアムでは販売しておらず、ローソンのLOPPIだけで購入することが可能で、日時指定の予約制になっています。
・大人・大学生 1,000円
・高校・中学生 700円
・子ども(4歳以上)500円
※3歳以下は無料です。
※上記料金はすべて税込です。
※1回に6名様までお申し込みいただけます。
開館・入館時間
開館時間:10:00~18:00
入館時間は1日4回。(入れ替え制ではありません。)
(1)入館指定時間 10:00 / 入館締切時間 10:30
(2)入館指定時間 12:00 / 入館締切時間 12:30
(3)入館指定時間 14:00 / 入館締切時間 14:30
(4)入館指定時間 16:00 / 入館締切時間 16:30
休館:毎週火曜日、年末年始は休館
アクセス
小田急線およびJR南武線「登戸」駅より、川崎市バスによる直行便が運行
小田急線向ヶ丘遊園駅 徒歩16分
JR南武線宿河原駅 徒歩15分
駐輪場のみで、駐車場はありません。
ミュージアム内の様子
1F:展示室
当然といえば当然ですが、1Fの展示室は撮影禁止の為、写真はないのですが、
実際の原画とその作品のキャラクター等が登場するミニジオラマが数多く散りばめられていました。
作品自体を知らなくても、入館時に貸し出される音声ガイド「おはなしデンワ」で説明を聞きながら見て回ることができます。
先生がどのように執筆していくのかを、作品キャラクターがわかりやすく教えてくれるコーナーもありました。
2F:企画展「キテレツ大百科」×「ドラえもん」
今回、訪れた際に開催されていた企画展は「キテレツ大百科」×「ドラえもん」という内容で、ドラえもんの「ひみつ道具」や、キテレツ大百科に出てくる「発明品」などの、不思議な道具が登場する作品がメインに紹介されている企画です。
ここからは撮影が許可されていた為、パシャパシャと撮り歩いていました。
ごく一部ですが、館内の様子をご紹介していきます。
フロア内に所狭しと飾られた原画の数々です。
ここでも「おはなしデンワ」で詳しい説明を聞くことができます。
カラーは基本的に水彩絵の具で着色されているそうです。
台詞の貼り付けやコマ外の走り書きなどが数多くみられ、1Fで説明された執筆の流れを感じられました。
ところでこれらの原画ですが、ずっと展示していると変色したりと痛んでしまうのでは?と思ったのですが、
実物の原画と複製とをローテーションで展示して対処しているそうです。
そうなってしまうと今見ているのは実物なの?コピーなの?と思ってしまうかもしれませんが、
そこは藤子・F・不二雄ミュージアム、こんな洒落た目印がありました。
複製原画の右下には「パーマン」に登場するアイテム、「コピーロボット」のマークが!
これで実物と複製とを区別することができるようになっています。
細かい遊び心に感心しつつ、次回は展示コーナーを抜けた先の「まんがコーナー」や「Fシアター」、「屋上庭園の様子」をお伝えしたいと思います。