私が小5の頃の七夕の日の話です。
260 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/08/04 08:25
私が小5の頃の七夕の日の話です。
その日の午後、母と近所の人が道端で立ち話をしていました。
そこへ我が家で飼っていた猫が数匹集まりつつあったのですが、1匹が車に轢かれてしまったのです。
その子は死んでしまったのですが、道路が血で汚れてしまったので急いでたわしとバケツを持って来て掃除をしました。
死んでしまった猫の兄弟猫2匹が寄り添って眺めていたのが印象的です。
その日の夜暗くなってから、天の川を見る為に近所の公園に子供が集まりました。
私も行ったのですが、天気が悪く、天の川は見えずじまいですぐに解散。
帰り道、自分以外誰も歩いていません。
ふと顔を上げると、目の前1mのところに男の子が歩いていました。
当時の自分より、1~2歳くらい年上のような感じです。
さっきまでいなかった…と不思議に思って見ていると、忍者っぽく、ブロック塀にピョンと飛び乗ったのです。(大人でも絶対無理!)
男の子はぐらつきもせず、スタスタスタ~っと歩いて曲がり角で消えました。
その男の子があらわれた場所は猫が轢かれた場所で、消えた場所は、我が家でした。
私が心配で、迎えに来てくれたのかなぁ…と今でも思います