働き方改革

独立したら何人でお店をやるか。

何度も考えていることです。

 

最近は人件費が高くなっていることに加え

働き方改革もあるので、

いま働いているお店でもシフトは常に気にしています。

 

必要以上にスタッフの人数を組まないのは大事なのですが、

最近はそれよりもいかにやる気を出して

気持ちよく働いてもらうかのほうが重要なように思えてきました。

 

働き方改革が叫ばれてから、お店の中でもいろいろと動きがありました。

残業、早出の短縮。

有給の消化。

週休1，5日休みの実現。

 

時間内に終わるように頭を使い、

生産性が上がるのは嬉しいことです。

そのこと自体は否定はしません。

 

ただ、これで休みが増えて働く側のやる気が出るかというと

そうとは限らないというのが僕の考えです。

 

世の中しっかり休むのが当たり前。

働きすぎは悪だ。

そんなことをいう人が増えてきている気がします。

せっかく待遇面が整うのなら、

夢中になって仕事する楽しさも知ってほしいなと。

 

そうじゃなければ会社に飼われているペットみたいになります。

毎月決まった分のお給料をもらって、

隣の会社と同じくらい休めないと仕事やる気出ません。

会社はもっと従業員をかわいがってくれなきゃ嫌です。

 

本当にみんながそれで仕事が楽しめるんでしょうか。

働き方改革で触れられていない、仕事の楽しみを教えていくところは

きっとこれからも誰かが請け負わなければならないはずです。

 

週2日の休みが楽しみという意識よりも、

週5の仕事を気持ちよくという意識でいたほうが

より能動的に働けて幸せな人もいるのではないでしょうか。

 

いま一緒に働くスタッフには、もれなく。

そして初めは1人か2人か分かりませんが、スタッフを雇うことになったなら

必ずこの想いを共有したいと思います。