働くオーナー

3月の忙しさはやはりものすごく、
ランチもディナーも客足が途絶えることがありません。
毎日ずっと忙しいので、最近スタッフが足りない時にはオーナーが来て自らお皿を運びます。
オーナーは60歳を超えていますが
けっこうなスピードで動き回ります。
僕たちが「代わりに行きますよ」と言っても
「いいから、いいから」とむしろ楽しそうに働いているのです。
それを見て、あらためて飲食店はいいなと感じました。
オーナーは本当にこの仕事を好きでやっていますし
それがこちらからも感じ取れるのが非常に気持ちいいです。
おそらくお客様もそう感じているでしょう。
そしてふとしたときには「小さいお店をつくりたいな」と、
年をとってもまだまだやりたいことがたくさんある。
そんなところがあらためて凄い人です。
底知れないエネルギーを見せてくれます。
それでこそオーナーだろうな。
自分のつくったお店が繁盛しているのは嬉しいだろうし、
その嬉しさはオーナーにしかきっと分からないんだろう。
そう思うとまた独立してみたいという気持ちがわいてきました。
繁盛店をつくって、そこで活き活きと働いてみたい。
オーナーの立場でその喜びを感じてみたい。
そう思ったこの1か月でした。